オーディオテクニカ 軟骨伝導ヘッドフォンATH-CC500BT感想
オーディオテクニカ 軟骨伝導ヘッドフォンATH-CC500BTを買ったので簡単にレビュー。
持っている骨伝導ヘッドホンの、AfterShokz OPENRUNと、
HACRAY HR22325との比較という形になります。
AfterShokzはOPENRUN PROが出ているので本当はそっちとの比較が良いのでしょうが、
持っていないので。
簡単にまとめると、
軟骨伝導を強調してはいるものの、それほど大きな違いはなく、
音質はAfterShokz OPENRUNと同じか、ATH-CC500BTの方が、半歩上かな?といったところ。
着脱のしやすさはOPENRUNが明確に上、しかし着けた後のフィット感はATH-CC500BTも同等。
AfterShokz OPENRUNを使っている人が、わざわざ追加するほどのものではないが、
AfterShokz OPENRUN自体が、骨伝導イヤホンの中ではトップクラスなので、
初めて骨伝導イヤホンを買う人であれば、ATH-CC500BTもいいと思います。
ただ、軟骨伝導には期待しすぎない方がいいです。
AfterShokz OPENRUNには、MS TEAMSでマイクをオフにしていると、
延々、マイクがオフになっているとのアナウンスが流れるという、
かなり致命的な欠陥があるので、ATH-CC500BTが、TEAMSで使いやすければ、
家でも会社でも使えるイヤホンとして買うのはありです。
かけ心地について
骨伝導ドライバの大きさと、フレームの形状でかけ心地が左右されているようです。
AfterShokz OPENRUNは、ドライバーの小さと、フレームの形状によって、
耳の入る領域がかなり広くなっています。
耳を入れ始める部分の開口部も広く、耳を収める領域も広くなっています。
この形状によって、AfterShokz OPENRUNは、
着けはずしもスムーズで、つけた後のフィット感もよく、
一日中つけていても問題ないです。
ATH-CC500BTも開口部は広いですが、耳を収める部分がやや狭めで、
イヤホンをつけるときに、隙間から耳を引っ張り出すようにつける必要があるので、
着脱はOPENRUNの方がしやすいです。OPENRUNはほぼ眼鏡感覚。
HACRAY HR22325は着脱も、かけ心地も良くない。
たぶん、ドライバーが大きいので、その分開口が狭いからでしょう。
今後の改善に期待しましょう。
音質について
骨伝導イヤホンは、値段の安いものだと周波数特性のバランスが良くないものが多いです。
HACRAY HR22325も、シンバルの音だけが強調されて聞こえたり、
音楽を聴くことはできるが、音楽を楽しめないくらいのレベルのものが多くあります。
音源にもよりますけどね。
AfterShokz OPENRUNも、ATH-CC500BTも、
音質的に不利な骨伝導イヤホンでありながら、普通のワイヤレスイヤホンくらいの音質ではあるので、
ジョギング中に音楽を聴くとか、そういう用途でも使えそうです。
だた、骨伝導イヤホンレベル、ワイヤレスイヤホンレベルを超えるものではなく、特に低音が聞こえない。
ドラムの音は聞こえますが、ベースの音は全くというレベルで聞こえません。
人の声に関しても、OPENRUNとATH-CC500BTに大きな差があるとは感じませんでした。
VTuber, Voiceroid, radiko, 放送大学の講義, オーディオブックなどを聞くのであれば問題なく聞けるでしょう。
値段もOPENRUNと同じくらい、PROより安いので、初めて骨伝導イヤホン買う人にはお勧めできる商品です。
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